令和７年１０月１６日（木）、１７日（金）の日程にて、徳島県商工３団体青年部「次世代プロジェクト」会議の防災関係視察研修を沖縄県において実施し９名の参加があった。
１０月１６日は、災害時支援ならびに受援体制の整備について見識を広めることを目的に、琉球大学島嶼防災研究センターを視察。沖縄県の災害時支援や受援体制について説明いただき、他県から海を隔てて海路空路のみの物流のため、他の地域と違い陸路の物流がなく、支援体制の構築が非常に困難とのことであった。周りを海に囲まれた四国に所在する本県も、南海トラフ地震の際に同様の状況におかれる可能性があり、同時被災の可能性が少ない地域との受援体制構築の必要性を確認した。
翌１０月１７日は、「観光危機管理」の先進地の取組について学ぶため沖縄県庁を訪問。大規模災害に備えて観光客を対象に含めた危機管理の重要性と、具体的な取り組みとして無料アプリ「Safety tips」の有用性について学ぶことができた。 参加者各氏は、２日間を通じて、将来起こりうる災害に対する正しい知識や対策方法などを学習し、自社の事業継続に関するヒントを得ることができた。
